matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

病気と健康


毎年恒例の人間ドッグに入ってきた。
ここ数年必ずいわれたのが、メタボリック症候群。
私はウエストが80cm以下だし、体重も通常より低いのだが血液検査をすると脂肪やコレステロール値などがDI判定。毎年悪化する一方だったが、今年は3つの数値で改善した。これは、職場の移転で駅から歩く距離が増えたのとか、寝る前のスクワット(回数は少ないし、軽め)の成果かもしれない。
日本人の平均寿命は80歳を軽く超え、長生きするのが普通という状況です。ガンや白血病など不治の病はあれど、実はその罹病率はやはり低いままで、結核など以前は不治の病気が克服されてきた結果、脳性疾患など生命の危険というよりもQOLを下げながら長生きしていかなければいけない状況でもある。

病が語る日本史 (講談社学術文庫)

病が語る日本史 (講談社学術文庫)

藤原道長が糖尿病に苦しんでいたらしい。栄華を誇ってきた一族には遺伝的要素が強い糖尿病の資質を持ち、生活習慣病となっていたとは、富と栄光は不平等だが病気に関しては平等な証拠かもしれない。徳川家の将軍たちには脚気にかかるなど、米本位経済の施政者たる宿命だったかもしれない。
生活習慣病やガンなどは人間だけの病気ではなく、最近ではペットや動物園の動物たちにも同じように病気になる。
生物にはいつかは訪れる死で、避けられないものであるが、生きている限り健康でありたい。